●鰆とかぶの春の朝炊き 
 
 


2015年度食のなでしこ
植木祐梨子さん作
 
 
 
 
●材料【2人分】
鰆の切り身1切れ
かぶ2個
菜の花1/2束
文旦の皮少々
出汁300ml
大さじ1
梅昆布茶小さじ1
適量
 
 
 
●下準備
鰆の切り身に軽く塩をし、冷蔵庫で1〜2時間置く。
→「鰆」は水分が多い魚なので、しっかりと水分をぬいてから調理をすること。
 その際、身はやわらかく崩れやすいので、取り扱いに気をつけてください。
 
●作り方
(1)かぶを4〜6等分、くし形に切る。皮は少し分厚めにむき、煮崩れを防ぐため面取りをする。
 
(2)水分をしっかり切った鰆を、一口大に切る。
 
(3)鍋に出汁、酒、玉露園減塩うめこんぶ茶をいれる。沸騰する前に、かぶ、鰆をいれ、落としぶたをし、中火で15分ほど煮る。
 
<煮こんでいる間に、菜の花の準備>
(4)菜の花は切り口を1cm切り落とし、3〜4cm長さに切る。別の鍋にたっぷりのお湯を沸かし、なめてしょっぱいくらいの塩を入れる。余熱で火を通さないために、ゆでる前にざるに冷水を用意しておく。
 
(5)菜の花の茎の部分を先に投入し、30秒後、つぼみの部分を投入する。ゆで時間は1分ほど。
 
(6)さっとざる上げして、冷水に落として冷ます。
 
(7)鍋のかぶにすぅーっと串が通ったら、水気をしっかりしぼった菜の花を鍋にいれる。(ゆで時間が長すぎると、せっかくの歯ごたえがなくなってしまうので、仕上げに入れるくらいでよい。)
 
(8)器に盛り、削いだ文旦の皮をのせたら出来上がり。